LIFE TIME VALUE

LTV向上の仕組みづくり

歯科治療に専念できる環境を手に入れる仕組化

患者さまに感謝されながら無理なく売上を上げる

医院売上に直結するLTVとは

LTVとは、Lifetime Value/ライフタイムバリューの略で、日本語に訳すと「顧客生涯価値」となり、ある顧客から生涯に渡って得られる利益のことを指します。
歯科医院として考えると「一人あたりの生涯診療単価」になります。

保険診療、もしくは自費診療でこのLTVをアップさせることで医院としての売上向上へとつなげていきます。

このLTVを向上させる方法はいくつかありますが、
歯科の場合のLTVを分解すると平均診療単価×来院頻度になります。

LTVを高めるシンプルな方法

今の保険診療は維持しつつ、自費率をアップしてLTVを上げる

LTVを高めるには、この診療単価のアップ、来院頻度のアップをさせる必要があります。

ただ、保険診療の場合と自費診療の場合とでは、診療単価も、来院頻度も治療内容によって違ってくると思います。

では、具体的にどのようにすれば、LTVを高めることができるのでしょうか。

保険診療の場合、点数は決まっているので、医院独自で診療単価に値上げすることはできません。
ただ、保険診療は医院経営において売上安定の要素として疎かにはできません。

そこで診療単価を上げる方法として自費診療があります。

自費を含むより良い治療を提案し、1回あたりの診療単価を上げる方法です。
さらに限られた診療日数・診療時間内で、来院頻度をアップさせ、チェア稼働率を上げることでLTVを高める方法があります。

この保険診療を現状維持しながら、少しづつ自費率を上げることで無理なくLTV向上を目指すことが大切です。

安易な売上アップ対策には注意が必要

ただ、過度に予約を詰め込んで稼働率を上げたり、患者さまに必要以上に高額な自費診療を勧めたり対処療法的な安易な売上対策は注意が必要です。

地域密着型の歯科医院において、強引な売上対策を行うと悪評がついてしまう可能性もあります。

地域密着を重視した歯科医院においては、あなたの近隣地域で悪評がたてば、徐々に患者は減り、近くの競合医院に患者が流れてしまう恐れがあります。

予約を入れているのに、待ち時間が長い。。。
あそこの歯医者は、高額の自費ばかり勧めてくる。。。
など。

せっかく患者さんのために考え、より良い治療として自費を勧めているにもかかわらず、こんな勘違いをされてしまっては、真面目に治療に取り組んでも残念な結果を招いてしまいます。

では、どのようにすれば患者さまに感謝されながら無理なくLTVを高めることができるのでしょうか。

LTVを高めるために欠かせない信用と信頼

信頼を得るには、まず先に信用を得る

それは、まずはじめに患者さまから、しっかりと信頼される立場を確立することが重要だと私たちは考えています。

信頼とは、「あなたを信じて頼れる人」という状態です。

この信頼がなければ、あなたがどんなに歯科の治療技術が優れていても、どんなに良い治療方法を提案しても、受け入れてくれません。

では、どうすれば患者さまがあなたやあなたの歯科医院を信頼してくれるようになるのでしょうか?

それは、信頼の前に、まず先に信用してもらうことが大切です。

信用とは、あなたのことを信じてもらうことです。

患者さまは想像以上に来院する前からあなたの歯科医院を見ている

この信用は、実は来院する前からはじまっています。

例えば、家族や友人の口コミや紹介で来院する場合を想像してみてください。
来院する前に、すでに医院に対しての信用を家族や友人から得ている状態で来院します。
この信用を得た状態で、普段通り丁寧な診療ができれば、継続的に通院していただけるようになると思います。

では、自分が住んでいる近所や矯正、虫歯治療といった治療目的で歯医者を探す場合はどうでしょうか?

今の時代、スマホやパソコンを使って歯医者を探すことが当たり前です。

GoogleやYahoo、SNSなどで歯医者を探します。そこでたどり着くのがあなたの歯科医院のホームページです。

来院前に患者さまは、あなたが思っている以上にあなたのホームページから情報収集を行っています。

第一印象がとても大事なように、最初の信用を得るにはこのホームページの内容がとても重要になります。

ホームページを使って信用と信頼をアップさせる方法

先程の口コミや紹介のように来院前に信用を得るには、あなたの医院のホームページがとても重要な役割を担っています。

信用を得るために、ホームページに載せるべき情報はいくつもあります。

具体的には、医院の取り組みや院長先生の治療方針などをしっかり載せることで少しでも来院前に信用、信頼を得ることが大切です。

  • どんな治療を得意としているのか。
  • どんなことに気を配って治療しているのか。
  • どんな先生、スタッフの方が治療してくれるのか。
  • どんな環境で治療してくれるのか。
  • どんな治療方針で、何に重きを置いているのか。

など、掲載すべき事はいくつもあります。載せ方や表現方法などに工夫が必要ですがこのような内容を充実させることで来院前の信用を積み重ねていきます。

信用と信頼をアップするには見た目も重要

また、ホームページの見た目も重要です。

ホームページは、一番最初にあなたの歯科医院を知るきっかけになります。
あなたの歯科医院の第一印象です。

外見よりも診療内容や治療技術などの中身の部分も大事ですが、中身を知ってもらうには、まずは新規で来院してもらわなければなりません。

いくら患者さまへの応対や治療技術が優れていても、来院してもらえなければその良さを伝えることができません。

信用、信頼の構築には、ホームページは関係無いと思われがちですが、
今の時代、いちばん最初にあなた医院を知ってもらうホームページの印象はとても重要な役割を担っています。

患者さまとの信頼構築ができればLTVは必ず高まる

このように来院前から信用を得るためのホームページづくりを行い、さらに新規来院の際にしっかりと信頼を得ることができれば先生からの治療提案に対して、こころよく受け入れてくれるようになります。

ホームページを通して来院前に信用を得る事がLTV向上には欠かせません。

その場しのぎの方法で売上を上げるのではなく、より良い治療、より良い自費治療を患者さま自身が選んでくれる信頼関係を築くことがとても大切です。

あなたの治療方針や治療実績、得意分野などを理解していただき信用、信頼を得ることでLTVは必ず高まっていきます。

患者さまとしっかりと信頼関係が構築ができれば、患者さまに感謝されながらLTVをアップすることができるようになります。

LTVを高めるための信用、信頼の「仕組み化」

仕組み化できればスタッフだけでもLTVを高めることができる

さらにこの信用、信頼は、「仕組み化」することが可能です。

患者さまとの信用、信頼の構築手順、構築方法を仕組み化することで衛生士の方や受付の方でも無理なく自費診療を含むLTVを高めることができるようになります。

仕組み化にはホームページの活用、院内POPの活用、医院パンフレットや説明資料なども組み合わせながら仕組みを構築していきます。

患者さんニーズは、時代の流れとともに常に変化しています。

治療から予防へ、予防から審美へ。
口腔環境の健康維持から心身の健康維持へ。
など。

時代の流れや競合医院のマーケティング強化などで、今までは効果があった手法も自分では気づかないうちに徐々に通用しなくなることがあります。

そうなる前に、信用、信頼を得ながら患者さまに寄り添い、 理想的な将来を見据え、治療計画を一緒に考え、それに向かった治療、メンテナンスを行いましょう。

これらの一連の流れを仕組みとして構築することで、患者さまから感謝されながら無理なく、確実にLTVを高めることができるようになるはずです。

患者さまに感謝されながら

LTV(顧客生涯価値)を高める仕組みづくりの流れ

STEP 00

まずは既存患者さまの
現状のLTVを把握し課題を洗い出す

まず最初に現状の既存患者さまのLTVを把握します。
・治療を最後まで終えているか?
・保険と自費の割合はどの程度か?
・医院として得意な治療の割合は?
・リコールから定期検診等への流れはどうか?
など、現状の良い点、課題、ボトルネックを洗い出します。

STEP 01

理想とする医院ブランドを考える

LTVを高めるには医院と患者さまとの信頼関係がとても大切になります。確かな信頼関係を築くには、ブレない経営理念、ミッション、医院の特徴、競合医院との差別化ポイントを明確にする必要があります。

これらの「医院ブランド」を患者さまに浸透させながら信頼関係を築き、LTVを高める仕組みのを考えていきます。

STEP 02

得意とする治療科目を中心に
保険・自費診療メニューを考える

保険診療、自費診療、予防歯科、審美歯科など医院として得意とする診療を中心に保険・自費診療メニューを考えます。

マーケティングで言う「商品戦略」にあたります。医院として得意な診療を中心におくことで医院にとっても、患者さまにとってもより良い歯科治療を提供できるように考えます。

STEP 03

理想とする患者さまのLTVを考える

ステップ02で考えた診療メニューをどのように患者さまに提供するかを考えます。

患者さまの主訴である治療からスタートし、
・どのような治療方針で、
・どのようなステップで、
・どのようにLTVを高めるか
を考えます。ここで言う患者さまとは院長が理想とする患者さまです。この理想とする患者さまをイメージしながらLTVを考えます。

STEP 04

患者さまを医院に定着させ
LTVを高める仕組みを設計する

初回来院から初期治療、治療完了、そして定期検診等の医院定着までの流れの中で、LTVを高めるための仕組みを設計します。

ただ、患者さまの主訴を確認し治療するだけでなく、医院としてより良い歯科治療を提案し、患者さまから感謝されながら無理なくLTVを高める仕組みを設計します。

STEP 05

LTVを高めるための設計プランを
実施し、継続的に改善する

これまでのステップで考えた“LTVを高めるための仕組み”を少しづつ整え構築していきます。ここで注意すべきは「押し売り」です。LTVを高めることだけが目的になってしまうと患者さまが他医院へと離れていく場合もあります。

しっかりと「理想の医院ブランド」を根幹に置いた上でLTVを高める仕組みを構築し、継続的に最適化していきます。

よくある質問

Q仕組み化について、まずは相談だけでもできますか?

はい、可能です。
まずは、今気になっていることや今後、医院をどのようにしたいかなど、お気軽にご相談ください。
現在はオンラインでのご相談も対応させていただいております。

よくいただくご相談は、
・自費率の向上について
・インプラントや矯正等の自費診療の集患について
・自費専用のWebサイトやマーケティングについて
・リコールや医院定着の仕組み化について
・SNSや動画について
・料金について
・自費診療の患者さま向け説明資料について

Q実際に仕組み化をお願いしたい場合はどうすればいいですか?

お気軽にお問い合わせください。
まずは現状課題のヒアリングと既存患者さまのLTVについてヒアリングをさせていただき戦略会議を行います。
こちらは特に費用はかかりません。(地域によっては別途交通費等をいただく場合がございます。)

ただ、弊社では競合を避けるため1商圏1医院のみとさせていただいております。
地域によってはご案内できない場合もございますので予めご了承ください。

Q仕組み化に必要な費用と構築期間はどのぐらいですか?

費用につきましては、医院の現状の仕組み化レベルによって変わります。
全くのゼロからの構築の場合、もしくは、ある程度の仕組みができている場合など、医院によって費用が変わってきます。
少し金額に幅がありますが、おおよそ120万〜280万程度です。
この費用の中には、自費専用ホームページの構築、患者さまへの説明ツールの作成、リコールから定着化までのツールや仕組み化などの制作物の費用も含まれます。

また、構築期間も3ヶ月から6ヶ月程度で仕組みができる場合もあれば、1年程度でかかる場合もございます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。

Q対応地域を教えてください。

北海道(北海道)
東北(青森県・秋田県・宮城県・山形県)
関東(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)
中部(長野県・岐阜県・静岡県・愛知県)
近畿(和歌山県・京都府・大阪府・兵庫県)
中四国(岡山県・広島県・香川県・徳島県)
九州(福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)になります。

その他の地域についても、お気軽にご相談ください。オンラインミーティングを活用しながら全国対応が可能です。
ただ、初回の戦略会議等の主要なミーティングについては、できるだけお会いしてのミーティングをお願いしています。
※対面ミーティングの場合、地域によっては別途旅費交通費をいただく場合がございます。

院長先生のビジョンを羅針盤とした、

歯科治療、経営に
専念できる仕組みづくり