新規集患から既存患者の定着化までの仕組みづくり
「新規集患と定着化を同時に仕組みとして構築する」とは、最初から定着化を視野に入れた新規集患を行うということです。医院定着のためにメンテナンスの重要性、予防の重要性を普段から意識している患者さんに絞って集患し、新規集患から来院、初期治療から長期的な医院定着までを仕組みとして構築していきます。
この仕組みが構築できれば、院長やスタッフが頑張らなくとも、長期継続的に新規集患と定着化を同時に無理なくできるようになります。
院長やスタッフが本来やるべき仕事、集中すべき仕事は、患者さまへの歯科治療やケアだと思います。
少しこれまでの仕事内容を振り返ってみてください。
新規集患やリコール、定着化について考えたり、悩んだり、不安になったことはありませんか?
もっと新患を増やしたい、もっと自費を増やしたい、定着率をもっと上げたいと考えたことはありませんか?
競合医院が増えたり、もともと競合の多い立地だったり、、、
このような新規集患や定着化の悩みから開放され、歯科治療に専念できる時間をより多く作ることが仕組み化の目的です。
ただ、闇雲に流行りのSNSをやってみたり、その場しのぎの集患やリコールでは患者さんは定着しにくく、バタバタと忙しい割には売上が上がらないという結果になりかねません。
仕組みづくりには多少の時間や労力がかかりますが、一度、仕組みを構築してしまえば定期的に仕組みをメンテナンスするだけで長期継続的に成長することができます。
さらに歯科治療においても、仕組みによって自分が得意とする治療をより多く増やすことができ、保険、自費とバランス良く診療することができれば、 院長やスタッフの時間単価も上がり、売上も自然と向上します。
新規集患と定着化の仕組みをつくる大きな目的は、院長やスタッフの方が患者さまのために、治療や患者さまケアに専念できる環境を手に入れるためです。
歯科治療や患者さまケアに専念できる環境を整えることで、患者さまに対してもより良い歯科治療が提供でき、患者さまにとっても、スタッフにとってもストレスの少ないケアができるようになります。
このようにより良い歯科治療とより良い患者さまケアが提供できるようになれば、口コミや紹介も増え、院長が理想とする「医院ブランド」へと近づけることができるようになります。
仕組みの中でホームページや院内説明ツールなどを正しく活用することがとても大切です。保険や自費の違い、メリットやデメリットを含む正しい知識を仕組みの中で患者さまに教育することで、特に売り込むことなく、患者さま自身が最善の治療を選択してくれるようになります。
院長や経営者が考えるビジョンや治療方針を定め、それに沿った仕組みを整えることで、院長やスタッフの方が「理想とする患者さま」「自分が得意とする治療」に絞った集患を行うことができます。
この仕組みを通して医院のビジョンや治療方針に共感してくれる患者さまをより多く増やし、定着してもらうことで、院長にとっても、スタッフにとってもストレスの少ない理想の医院ブランドを構築できるようになります。
新規集患の仕組み、定着化の仕組みを構築するうえで大切なことは、大きく以下の3つです。
の3つです。
特に上記の1と2が定まっていないまま、新規集患に注力しても院長が理想とする医院ブランドにはなりません。
どんな患者さまに、どんな治療を提供したいのかが明確になっていなければ、いくら新規患者が増えたとしても、無理難題を押し付けてくる横柄な患者や平気で予約をキャンセルするなど、他の患者さまにも迷惑をかけてしまうような患者が増えてしまいます。
そうなるとスタッフにもストレスがかかり、医院にとってもマイナスになってしまいます。
理想とする医院ブランドを構築するための
エッセンシャルマップを掲載
まずは、仕組み化に必要な36項目のチェックリストを使って、医院の現状把握を行います。
このチェックリストを活用することで抜け漏れを防ぎながら表面的な課題から本質的な課題まで深堀りし、優先順位をつけながら効率よく仕組み化を図ります。
チェックリストは下記よりダウンロードいただけますのでご活用ください。
経営理念、ミッション、医院の特徴、競合医院との差別化ポイントなどを考え、院長が理想とする医院ブランドを考えます。
この「理想とする医院ブランド」を根幹におき、新規集患の方法や定着化の仕組みを考えていきます。
ステップ01で考えた「理想とする医院ブランド」を踏まえ、次は理想とする患者さま像をイメージしていきます。
すでに既存の患者さまの中に理想とする患者さまがいらっしゃれば、その方をロールモデルとし、より具体的に理想の患者さま像をイメージします。
初回来院から初期治療、治療完了、そして定期検診等の医院定着までの流れを再確認します。
この流れの中で予約キャンセルや治療途中で来院しなくなるケース、定期検診など定着しないケースなどの原因を洗い出し対策を行います。
これまでの各ステップで考えた“理想とする医院ブランド”を踏まえ、全体的な新規集患プランを設計します。
さらに理想とする患者さまはWebがきっかけで来院したのか?通りがかりなのか?紹介なのか?など集患経路を分析しつつ、競合医院が多い地域か、競合医院の少ない地域かなどの立地も考慮した集患プランを設計します。
これまでのステップで考えた事や集患プランを患者さまへの説明資料やホームページ、自費専用ページ、各種広告媒体、SNSなどの各種ツールへと落とし込んでいきます。さらに、患者さまとのコミュニケーション方法、接し方なども見直しながら仕組みを構築していきます。
これらのツールや仕組みは継続的に改善を行い最適化しながら理想とする医院ブランドへと育成していきます。
今の時代、新規集患の要はなんといってもホームページによる情報発信です。
この自医院のホームページを軸に新規集患の仕組みを構築します。
YoutubeやInstagramなどのSNSの活用も大切ですが、歯科医院の新規集患を考えた場合、最終的な受け皿となるホームページの重要性は増すばかりです。
ホームページを軸にした新規集患の仕組みの中でチェックすべきポイントはいくつかありますが、中でも見るべきポイントはホームページへのアクセス数とアクセス数に対する来院率です。
例えば、ホームページに100人の方がアクセスをして、ホームページを見て来院する確率(来院率)が3%だとすると、新患数は3人です。このように新患数を増やすには、ホームページへのアクセス数と来院率を注視しながら継続的な改善を繰り返し、来院率を上げていくことがとても大切です。
そう考えると新規集患は、
この2つの対策に絞ることができます。
新患数を増やす仕組みとしては、まずはこの2つの数字にフォーカスすればいいのです。
では、2つの数字を詳しく見ていきましょう。
まず、「1,いかにアクセス数を増やすか?」ですが、アクセス数を増やす方法はいくつかありますが、
まず、オンラインとオフラインに分けて考えるとシンプルになります。
オンラインでは、
1,SEO対策(検索上位表示対策)
2,MEO対策(Googleマイビジネスの最適化)
3,リスティング広告(キーワード広告)
4,SNS(Youtube、Twitter、Instagramなど)
5,SNS広告(上記SNS内で表示される広告)
など、大きくこの5つがあります。
この5つの中でも即効性がある集患方法、費用がかからない集患方法、集患が安定する方法、自費診療に適した集患方法などがあります。
また、5つの中での組み合わせ方や予算、理想とする患者さまとの相性なども考えながら集患方法を使い分けることが重要です。
ただ闇雲に行うのではなく、院長や経営者の方が考える理想の患者さまに合わせた集患方法を選ぶことが大切です。
次に「2,いかに来院率を上げるか?」についてですが、この来院率が悪いとせっかくホームページへのアクセス数を増やしてもザルで水をすくうように無駄の多い集患になってしまいます。ですのでこの来院率を上げる対策は継続的に行う必要があります。
来院率を上げる方法として考慮するポイントは、新規集患の受け皿となるホームページの継続的な改善です。
例えば、Googleなどで検索上位表示を狙うSEO対策で「地域名+歯医者」という複合キーワードで上位表示を行い、アクセス数を増やしたとします。
このキーワードで検索する方の歯医者を選ぶ”意図”は、患者さま自身の近所や職場から通いやすい「地域名」に歯医者さんを選ぶポイントを置いた選び方になります。
ですので、あなたの医院のホームページを見た際に、
・あなたの医院がどこにあるのか?
・住所はどこなのか?
・歯科医院への行き方はどうなのか?
など、通いやすさがひと目でわかるような情報が掲載されていなければなりません。
例えば、最寄り駅であったり、目印となる最寄りのスーパーだったり、
さらには郊外であれば車の停めやすさだったり、駐車場の台数だったり。。。
とても基本的なことですが、こういった要素を積み重ねていくことで少しづつ来院率を上げていきます。
このように「歯医者+予防重視」「歯医者+歯列矯正」「歯医者+ホワイトニング」と言ったキーワードで歯医者を検索する人の”検索意図”を考えたホームページの最適化を行うことがとても大切です。
検索意図を考えたホームページの改善に加え、競合医院との差別化を図ることも大切です。自医院の強みとなる歯科設備や歯科技術などを掲載することも重要です。
ただ、この差別化で注意すべきは、理想とする患者さまが求める差別化のポイントであることが大切です。 いくら他の競合医院と差別化できるポイントだとしても、理想とする患者さまがあなたの考える差別化ポイントに魅力やメリットを感じなければ来院率を上げることはできません。
差別化のポイントは、競合医院が真似しにくく、さらに理想とする患者さまにとって魅力的な差別化であるということが重要です。
簡単なことではありませんが、このような差別化ができれば来院率を上げることができるようになります。
特にアクセス数を上げる対策をしなくても、現状のアクセス数のまま、来院率を上げる対策だけを行うことで今以上に集患することも可能です。
アクセス数を上げる対策をしながら、来院率を上げる対策も同時に行うことが理想ですが、アクセス数はそのままで来院率を上げる対策だけでも十分に集患対策を行うことができます。
来院率を上げるためにやるべきことは、まずは理想の患者さま像をできるだけ明確にすることです。
など、理想とする患者さまはどのような考えで歯医者選びをするのかを明確にすることが大切です。
理想とする患者さまの考えや歯医者を選ぶポイントが理解できれば、来院率を上げるための改善方法や対策も自然と見えてくると思います。
さらに医院のビジョン、ミッション、バリューを明確にすることで、医院の治療方針、得意な治療にマッチした「理想とする患者さま」に絞った集患ができるようになります。
弊社では、仕組み化に必要な項目をまとめた“36個のチェックリスト”と仕組み化のステップを体系的にまとめた“仕組み構築マップ”を使って新規集患・定着化の仕組み構築支援を行っています。
このチェックリストと仕組み構築マップは創業から約20年の間に、うまくいった事や逆にうまくいかなかった事、思うような成果を出せなかった事など、これまでの経験やノウハウを体系的にまとめたものになります。
新規集患・定着化の仕組みづくりは、自分だちだけでやるこもできますが専門的な知識も必要になり、すべてを自分たちだけでやるには無駄も多く、時間もかかると思います。
私たちのこれまでの経験やノウハウをうまく活用することで、時短しながら効率よく仕組みを構築できるはずです。
自分たちだけで一合目から頂上を目指すか、私たちと一緒に六合目から頂上を目指すか。
後回しにせず後悔しないよう検討してみてください。
この仕組み化構築支援は、院長や経営者の方が考える理念やミッションを根幹におき、理想とする医院ブランディングも一緒に考えながら新規集患、定着化の仕組みを同時に構築していきます。
その場しのぎの対処療法的な集患や医院にとってマイナスとなってしまう集患や定着化は避け、院長やスタッフにとっても、患者さまにとってもより良い関係、より良い医院ブランドが構築できるよう仕組みを整えていきます。
まずはお気軽にご相談ください。
はい、可能です。
まずは、今気になっていることや今後、医院をどのようにしたいかなど、お気軽にご相談ください。
現在はオンラインでのご相談も対応させていただいております。
よくいただくご相談は、
・現在のホームページについて
・Web集患について
・リコールや医院定着の仕組み化について
・SNSや動画について
・仕組み化等にかかる料金について
・ホームページリニューアルについて
お気軽にお問い合わせください。
まずはチェックリストを使って1時間程度のヒアリングと戦略会議を行います。
こちらは特に費用はかかりません。(地域によっては別途交通費等をいただく場合がございます。)
ただ、弊社では競合を避けるため1商圏1医院のみとさせていただいております。
地域によってはご案内できない場合もございますので予めご了承ください。
費用につきましては、医院の現状の仕組み化レベルによって変わります。
全くのゼロからの構築の場合、もしくは、ある程度の仕組みができている場合など、医院によって費用が変わってきます。
少し金額に幅がありますが、おおよそ60万〜240万程度です。
この費用の中には、ホームページのリニューアル費、患者さまへの説明ツールの作成、リコールから定着化までのツールや仕組み化、自費専用サイトの構築などの制作物の費用も含まれます。
また、構築期間も3ヶ月から6ヶ月程度で仕組みができる場合もあれば、1年程度でかかる場合もございます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
北海道(北海道)
東北(青森県・秋田県・宮城県・山形県)
関東(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)
中部(長野県・岐阜県・静岡県・愛知県)
近畿(和歌山県・京都府・大阪府・兵庫県)
中四国(岡山県・広島県・香川県・徳島県)
九州(福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)になります。
その他の地域については、オンラインミーティングも定着し、全国対応が可能です。
ただ、初回の戦略会議等の主要なミーティングについては、できるだけお会いしてのミーティングをお願いしています。
※対面ミーティングの場合、地域によっては別途旅費交通費をいただく場合がございます。
院長先生のビジョンを羅針盤とした、
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